全種目でメダルに期待が掛かるバドミントン。注目選手を今からチェック

バドミントン 競技種目

バドミントンの歴史

バドミントンの歴史
バドミントンは「バトルドーアンドシャトルコック」という羽根つき遊びが原型になっているといわれています。その頃はまだ現在のようなルールはなく普通の遊びでしたが、19世紀以降に盛んに行われるようになると改良を加えられながら現在のルールができあがりました。ちなみに「バドミントンハウス」という名の邸宅で行われていたことからバドミントンと名付けられています。その後1983年にバドミントン協会が設立。ルール統一などが行われバドミントンが世界に広まっていくこととなります。

日本での歴史

日本では1921年にバドミントン用具一式がアメリカ人スネードにより寄贈され、そこから広まっていくこととなります。寄贈先は横浜YMCA。当時の体育主事である「広田兼敏」氏の元に贈られました。
その後、在日欧米人からバドミントンを教えてもらった広田氏は下記の活動を実施。バドミントンの普及に尽力したといわれています。

1933年

バドミントンを横浜YMCAの体育活動に取り入れる。

1937年

バドミントンクラブの設置普及活動は順調に進みますが、第二次世界大戦が始まってしまったことで一時停滞…。しかし、終戦早々各地のバドミントンクラブチームにより普及活動が再開されます。

1946年

1946年日本バドミントン協会設立。
1947年第一回全日本総合バドミントン選手権大会の開催などと事はとんとん拍子に進み、日本中にバドミントンが浸透していくこととなります。

1952年

ついに「世界バドミントン連盟」に加盟。バドミントンの実力も地道に積み上げていき、国際試合など様々な試合で男子チーム・女子チーム共に活躍。ついには、女子チームが最も権威のあるといわれる国際高い「ユーバー杯」で優勝という結果をだすこととなります。
バドミントンのオリンピック出場ですが、最初は正式ではなく公開競技として採用されることとなります。採用されたのは下記オリンピック2大会。公開競技でありながらもメダルを獲得した大会となりました。

1972年(公開競技)

ミュンヘン大会(金メダル1個、銅メダル1個)

1988年(公開競技)

ソウル大会(銅メダル2個)

1992年バルセロナ大会

バドミントンが、オリンピックの正式競技として採用されたのは1992年のバルセロナ大会からでした。この頃、オリンピックで圧倒的な強さを魅せつけていたのは中国勢です。圧倒的な強さで中国だけで下記のような成果を残しています。

2012年ロンドン大会

5種目で優勝。バルセロナ大会においてはメダル過去最多といった驚異の成績。まさにかなう者なし。負け知らずの中国でした。
ダントツに強かったのは中国でしたが、バドミントンの強豪国としては他にも、韓国・デンマーク・マレーシア・インドネシアなどの国がありました。過去にメダル獲得の実績がありはするものの、その頃の日本はまだそれら強豪国と名を連ねられるほどの位置にはいないという状況…。世界の大きな壁に阻まれ、なかなか実力を発揮することのできずにいました。しかし、それらも終わりを告げます。
さまざまな国々がバドミントンの力を付けるなどし、近年になりバドミントン界は劇的に状況が変化してきたのです。日本・香港・タイ・台湾・インドなど、今まで上位にはいなかった国々が次々にランキング内に食い込んでくるようになったのです。

2016年リオオリンピック

日本は、2012年のロンドンオリンピックのときに初めてメダルを獲得するという快挙を成し遂げます。女子ダブルス「藤井瑞希・垣岩令佳」選手ペアの活躍により銀メダルがもたらされました。また、記憶に新しいのが2016年に開催されたリオオリンピック。女子ダブルスでは「高橋礼華・松友美佐紀」選手ペアの活躍により金メダルを獲得。また、シングルでは奥原希望選手が銅メダルを獲得しました。

日本選手の強化と躍進

日本選手の強化と躍進
以前は、中国勢など多くの強豪国に押され、なかなか日の目を見ることのできなかった日本でしたが、刻々と状況も様変わりしています。今まで以上に選手強化に力を注ぎ、選手の才能を開花させる活動に取り組んでおり、結果、バドミントン強豪国として日本は世界に名を馳せるまでに成長。近年では、バドミントン界では日本人選手が目覚ましいほどの活躍をみせています。

活躍が予想される日本人女子選手

2016年のリオオリンピック・女子ダブルス「高橋礼華・松友美佐紀選手ペア」の金メダル。シングル「奥原希望選手」の銅メダル。
これらメダル獲得以降は、2018年・女子ダブルス「福島由紀・廣田彩花選手ペア」世界ランク1位・「松本麻佑・永原和可那選手ペア」世界選手権制覇などと世界に名だたる成果を見せています。結果、圧倒的な強さで各国を抑え、2018年には世界ランキング3位までを日本人選手が独占するまでになりました。その後も好調。女子シングルスでは山口茜選手が世界最上位にいます。

活躍が予想される日本人男子選手

男子シングルスでは桃田賢斗選手に関しては、さまざまなトラブルののち一時休止するも復帰し活躍。日本人男子としては初となる世界ランク1位を獲得しています。
男子ダブルスに関しては「園田啓悟・嘉村健士選手ペア」が世界ランク上位になりシングルスに負けず劣らず活躍をみせています。
近年、活躍が期待されているのが「渡辺勇太選手」。男子ダブルスではベテランの遠藤由大選手とペアを組み、また、混合ダブルスでは東野有沙選手とペアになるなどして良い成績を収めていることから、今、注目されている選手の一人となっています。
各種目揃って有望な選手が育っていることから、2020年のオリンピックには5種目いずれか、または全部のメダル獲得が期待されます。

男子世界の強豪選手

日本にばかり焦点を当てて語ってきてしましましたが、他国も選手育成を強化しています。男子シングルスでは下記選手の活躍が注目されています。

中国「チェン・ロン選手」

2016年リオデジャネイロ大会金メダリスト

マレーシア「リー・チョンウェイ選手」

3大会連続銀メダリスト

デンマーク「ビクター・アクセルセン選手」

銅メダリスト

韓国「ソン・ワンホ選手」

中国「シー・ユーチー選手」

女子世界の強豪選手

女子シングルスに至っては、

スペイン「キャロリーナ・マリン選手」

2016年リオデジャネイロ大会メダリスト

インド「プサルラ。V・シンドゥ選手」

銀メダリスト

などの選手が安定した強さを発揮しています。また、目立った成績を残していない選手の中にも着実に力をつけている選手がいるということもあり、バトミントン界全体のレベルが上がってきていることが予想されます。
男子ダブルスにおいては、日本を含め元々上位であった国々が力を維持し続けています。女子ダブルスでは、日本の他にもデンマーク、中国、韓国などがそれぞれに力をつけてきています。
ただ、それら活躍する選手(ペア)がいる中、解消・引退するなどしてバドミントン界を去っていった選手もいるのが現状です。今後、どのような変化が訪れるのかが注目の的でもあります。

ルール・競技概要

ルール・競技概要
バトミントンは、オリンピックでも金メダルを獲れるのではないかと期待されている競技のひとつです。ルールを知って、応援したらよりバトミントンは面白く観れるので、ルールを覚えて観戦してください。また初めてバトミントンするという人も違反行為と試合の流れを知っておけば、問題なくプレイすることができますので、楽しんでバトミントンしてみてください。
バトミントンとは、簡単に説明すると、専用のラケットが使用され、決められたコート内で、シャトルと呼ばれる羽つきの玉を打ち合うスポーツです。羽つきの玉を打ち合うと聞くと、軽いスポーツに聞こえますが、そんなことはなく、バトミントンの玉は軽い分、スピードは凄まじく速いです。全ての球技の中でも、打球の初速が最も速いとギネスブックに載っているほどです。見た目よりも激しく、打球への対応力や駆け引きが求められるスポーツのひとつであるバトミントンのルールを説明していきたいと思います。

コート

バトミントンのプレイ時に使用する面積を「コート」と呼びます。コート内の「深緑色」したエリアがあります。そのエリアを「サイドライン」と呼び、サイドライン部分にシャトルが出てしまったり、プレイヤー自身がはみ出してしまった場合は「アウト」になります。

ゲーム

バトミントンの試合は「3ゲーム」行われ、先に「2勝」した方が勝利になります。第2ゲームで決着がつかなかった場合は、「ファイナルゲーム」として第3ゲームが行われます。

ポイント

1ゲームにつき「21点」で行われ、先に21点先取した方が勝利になります。20対20になった場合は延長戦となり、2点差がついた時点でゲームが終了します。しかし、1点差のままだと「30点」を先取した方が勝利になります。

休憩

休憩
どちらかが「11点」取った時は、1分以内の休憩時間が認められており、ゲームの間には「2分」の休憩が認められています。相手の同意が得られれば、休憩を挟まずにゲームを続けることもできます。

サーブ時のルール

バトミントンには、サーブ時にルールが定められており、「サーブは角から打ち込む」ことや「得点数によってサーブの左右が決まる」などの明確なルールがあります。得点数が奇数の場合は「左側」のコートのコーナーからサーブしなければならず、得点数が偶数であれば「右側」のコートのコーナーからサーブしなければなりません。最初のサーブに関しては、偶数と数えられ、右側のコートのコーナーからサーブすることが決まりになっています。

シングルスとダブルス

バトミントンには、「シングルス」と「ダブルス」とがあり、シングルスは「1対1」で戦い、ダブルスは「2対2」で対戦していきます。
基本的なルールは同じですが、違いとしては「コートの広さ」にあります。
シングルスの時は内側の扱いされ、使用できない面も含め、コートの全面を使用します。ですので、アウトの心配がなく、内側を気にせずに済みますので、チームワークが必要になります。バトミントンは、シングルスもダブルスも基本的なルールは同じです。先程説明した「コートの違い」くらいです。

違反行為(フォルト)

バトミントンもスポーツなので、当然ルール違反が存在します。バトミントンで多い違反行為として「フォルト」があります。
サーブを途中で止めたり、打つのに失敗したり、サーブを打つ時にコートから足が出てしまったり、サーブ時にシャトルを腰より上で打ったりするとフォルトを取られてしまい、相手に1点入ります。
1点が入るだけではなく、サーブ権が移るペナルティも課せられてしまいますので、フォルトには注意するようにしましょう。フォルトは、サーブ時だけではなく、プレイ中にもフォルトがあるので、バトミントンをする前には、違反行為を頭に入れておきましょう。

まとめ

2020東京オリンピック
刻々と変化するバドミントン界、今後も派手に様変わりする可能性もあるでしょう。ランキング外であった国々が食い込んでくるなど予想外の出来事が起こることも予想されます。
2020年東京オリンピックでは、ハイレベルな争いになることは避けられないことから、日本人選手一人一人のオリンピックまでの調整が気になるところです。頑張って力をつけ、ここまで駆け上がってきた日本人選手。
今ではバドミントン界になくてはならない存在となりました。今後どのような活躍をみせてくれるのか、日本だけでなく諸外国の活躍から目が離せません。

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