オリンピック2020でのJリーグ・女子なでしこリーグやサッカークラブの対応

オリンピック2020でのJリーグ・女子なでしこリーグやサッカークラブの対応 プロリーグの対応

オリンピックでのサッカーの歴史から2020の展望や期待はコチラのページをご確認ください。
このページでは、日本のプロリーグであるJリーグの各クラブチームのオリンピックの期間中の対応や動き選手の動向などを詳しく説明していきます。また、Jリーグ以外にも女子のなでしこリーグ世界のクラブチームでのサッカーでのオリンピックの一般的な認識などを説明していきます。

「Jリーグ」シドニーオリンピック以来の中断期間の設定

基本的に日本はもとより世界のサッカー界はオリンピックがあっても、リーグ戦は中断しない傾向が強いです。
但し2020東京五輪では大会期間中は『J1~J3全てのカテゴリー』でリーグ戦を3週間中断する方向で調整していると報道がされました。
これは黄金世代と呼ばれたU20ワールドカップ準優勝組とその一つ上の世代U20ワールドカップベスト8世代の融合に加え、2002日本でのワールドカップに備えての強化を目標として参加した2000年シドニーオリンピック以来のことです。
監督はそのままA代表のフィリップトルシエが務めました。
そこに日本代表の主将を務める森岡隆三(清水エスパルス)、長年川口能活と日本代表の守護神を争った楢崎正剛(名古屋グランパス)、そしてポリバレント性が高く評価された三浦淳宏(横浜F・マリノス)が加わったこのオリンピック代表は非常に期待値の高いものでした。
加えてこの時はシドニーオリンピックが9月中旬からの開催なのも大きかったのです。というのは各クラブにとって集客の一番見込める子供達の夏休み期間の開催が終わっていたことも大きかったといえます。
今回の大きな要素はJ1の鹿島や札幌、浦和、FC東京、横浜F・マリノスがホームゲームが開催できなくなることに加えて、やはり東京五輪に水を差したくない部分での世間への配慮の部分が大きいと言えます。

「Jリーグ」各クラブチームの協力・派遣選手の対応

「Jリーグ」各クラブチームの協力
基本的にリーグ戦を中断しない場合にはJ1クラブからの参加選手は1人というのが、大前提になってきます。
コパ・アメリカの日本代表選手選考を見ていただけれはわかると思いますが、これは慣例です。
どうしても招集したい選手がいる場合は監督→強化部からの所属クラブへの周到な根回しが必要になります。
あまり多くは語られていませんが、前回リオデジャネイロ五輪の時には内々にJ1の同1クラブからは2名までというルールがありました。
そのためシーズン前にU23候補選手の移籍が相次いだのは既知の通りです。

東京オリンピック2020期間中は中断決定、選手選考はどう変わる?

今回の大会では中断期間を3週間とりますので、監督の希望通りかなり思いきった選考ができるのは間違いないでしょう。
オーバーエイジに関しては、まだ使うのかどうかははっきりしていないのですが、国内組でしたら気持ちよく送り出してくれることが想定できます。

オリンピックの選手登録数はサッカーは18名です、これはワールドカップの23名と比較すれば雲泥の差です。
実際はバックアップーメンバーが3名ほどいて、地元開催ですのでフル帯同します。

「Jリーグ」オリンピック期間の選手の動き

ほぼ一ヶ月前にメンバー発表、オーバーエイジで悲喜こもごも

慣例では東京オリンピック2020のメンバーの発表が一ヶ月前にされます。
他地域でのワールドカップや国際大会へ参加することになりますと、実は内々に呼び出されて各種予防接種やメディカルチェックを東京でしますので、ここで予備登録や登録で思わぬ選手がされたと話題になります。

今回は地元開催ですので、直前の親善試合までで大きなグループから絞りこみを行い20~23名前後に絞っておいて、JFAの発表を待つ形になります。

中断期間、そしてトレーニングパートナーとして帯同する選手が恐らくバックアップが3名、U17~U20の代表選手からトレーニングパートナーも10名前後の指名はあります。

オリンピック期間中のJリーグ選手の動き

今回は3週間中断するということですから、恐らく最初の一週間は3日~7日は所属チームで休みを取ると思われます。
外国籍の監督でしたら、ほぼ間違いなく一週間の休養日を与えるところが多いです。
そして監督の意向に沿ってミニキャンプを行うチームも多いです。
J1のほとんどと金銭的に恵まれたJ2所属の数チームはミニキャンプを張ります。
チームによってはオリンピック参加チームの調整試合の相手を務めます。
基本的には通常営業でたんたんとトレーニングをすることが想定されます。
中村俊輔(ジュビロ磐田)、小野伸二(コンサドーレ札幌)クラスの選手はテレビ放送のゲストとして呼ばれることもあると思います。

女子プロサッカー「なでしこリーグ」のオリンピック期間中の動き

なでしこリーグのオリンピック期間中の動き

きびしい女子サッカーの現実・なでしこはまた花咲かすことができるか?

2019年6月現在「女子なでしこリーグ」はオリンピック云々の対応ははっきりと決まっていないのは事実です。
『2019 FIFA女子ワールドカップ フランス』が直前に控えている段階ですから、対応が後手になっているのは仕方がないです。
そしてよほどのことがない限り、現在のワールドカップに参加したメンバーは翌年の東京オリンピック2020東京を目指します。
今回高倉監督を迎え、女子日本代表も若返っていますので、このワールドカップで引退する選手はきっといないです。

「栄光再び」を期すなでしこリーグ

なでしこリーグに関しても、今回のワールドカップ同様に全面バックアップの形をとるチームがほとんどです。
前回リオデジャネイロ五輪で予選敗退の憂き目にあい、なでしこリーグの平均観客動員はピーク時の半分程度に落ち込んでいます。
ロンドンオリンピック前よりはそれでも1.5倍程度の平均観客数なのですが、現状これでは経営に支障をきたすチームもあります。

「海外移籍はどうなる?」なでしこジャパン

このフランスワールドカップで活躍した選手は間違いなく、ヨーロッパのトップクラブから誘いがきます。
選手にとっては名誉でもあり、経済的には雲泥の差ですから、移籍を希望する選手もいます。
ただし出場機会を得られず、試合感を失いあげくの果てに代表メンバーからも漏れてしまった選手は過去、男女、国を問わず見かけますので、リスクはあります。
国内移籍に関しても慎重になる選手は多いです。

「海外クラブ」オリンピック事情

「海外クラブ」オリンピック事情
『実はサッカーがないと成り立たないオリンピック』

まず最初に述べるのはサッカーではオリンピックはまったく重要視されていないです。
サッカーのワールドカップの方が大会規模としては上になります。
そしてたびたびFIFA(国際サッカー連盟)はオリンピックからの離脱を示唆しています。
オリンピックには世界最高の競技レベルの選手が参加すべきと過去IOCが発言した時は猛反発、別にオリンピックから除外してもらっても構わないとFIFAから返答されて、IOCが謝罪する形になりました。
サッカー競技はどの国でも人気でチケットの売上回収率も高く、既存のスタジアムが使えるだけに設備投資もスタジアムも既存のものが使える開催国には優等生の存在です。

『世界のトップ選手は参加しない・トップ選手でもポジションが保障されない各国トップチーム』

『なんで!俺がオリンピックに出なきゃいけないんだ!』
まず世界のトップ選手の本音は9割はこの意見でしょう。
『長いシーズンを終えて、身体を休めている時期にわざわざ休暇を減らしてまで参加するのは物好きしかいない。』
辛辣ですが、5大リーグで莫大な報酬をもらっている選手にとってはそうなのです。

世界のトップ選手は基本的に参加することはないです。
ブンデスリーガやリーグアンを始め、既に7月には各国リーグが開幕している状況です。
そして開幕がこの時期ですと7月上旬には選手は各チームのトレーニングキャンプへ参加する必要があります。
参加しない場合はヨーロッパのトップクラブですとスター選手でもポジションの保障はないだけに、自チームのポジションを失ってまで参加したい選手がいないのが現実です。

『名誉を重んじるアフリカ・南米勢も結局はサラリー?』

それに比べるとアフリカ・南米勢は参加をしたい選手も多いのですが、やはりネックは報酬です。
オーバエイジで出場する場合には既に大金を稼いでいる選手、既にネームバリューがある選手が名誉を欲して参加希望を口にすることが多いです。

『結局はサラリー』これと天秤にかける選手が多いです。

ワールドカップと違い、ほぼ影響なく進んでいくのが世界のサッカー

まず海外はなんら影響もなく淡々と進んでいく程度です。オリンピックでオーバーエイジで参加するのに難色を示すチームはほとんどです。
ただし日本にとっては今回は地元開催のため、海外各所属の選手を呼びやすいメリットはあります。
地元開催のこともあり、根回しは必須でしょうが、理解を示してくれるチームは多いです。
前回リオデジャネイロオリンピックでは久保裕也の出場をスイス・ヤングボーイズが拒否したことは記憶に新しいところです。
CLやELに出場できた場合莫大な収入があるために出場クラブの利益を守るという形で拒否も仕方ない面はあります。

日本は恩恵を受けるのか!?ホーム開催のメリット

日本としては今大会シドニー以来のJリーグ開催期間中に3週間の中断期間を儲けたことでJ1~J3の全カテゴリーから何の気兼ね無しに選手を招集できるようになりました。
地元開催ということで、オリンピックに出たいというオーバーエイジ選手の参加も叶えやすくなったといえます。

まとめ

サッカークラブの対応
日本代表男子に関しては、これから自分の未来を築くため、自分自身のステップアップの為という野心を抱えて臨む選手が多いです。
日本代表女子に関していえば、2019年のワールドカップで培った経験値を活かしてどこまで戦えるかです。
『再興の祖』になるくらいの強い気持ちをみせないと女子サッカーの未来は暗いと言えます。
2020年には『 UEFA EURO2020』があり、欧州からはスター選手の参加は見込めないです。
オリンピック参加国の若手のスーパースター候補はこちらに参加します。
それだけに南米、アフリカから新星がうまれる可能性が高く、男子の日本代表の躍進も充分に期待できます。

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