2020日本の期待とハンドボールを100%楽しむ為に魅力・ルール・歴史を紹介

ハンドボール 競技種目

歴史

オリンピックにおけるハンドボールの歴史は1936年のベルリンオリンピックで始まり、1938年には日本送球協会が創設されました。しかし、1940年にオリンピックが東京で開催されることが決まっていましたが、戦争のため見送られることになり戦後になって1946年に国民体育大会が初めて開催されて競技として認識されるようになったことが特徴です。
1948年に日本送球協会は日本ハンドボール協会と名称を変更し、1952年には国際ハンドボール連盟に加盟してさらなる発展に努める団体として歩み始めました。

1964年~1963年

その後、1964年の東京オリンピックではハンドボールは競技種目としてはなく、国際ハンドボール連盟が採用要請活動を始め日本では1957年に女子の公式試合を11人制から7人制にして1963年から全試合に適用されて統一されています。

1972年~1988年

その後、男子は1972年のミュンヘンオリンピック、女子は1976年のモントリオールオリンピックで競技種目として復活し、日本は予選を勝ち抜いて本大会に出場しました。1980年のモスクワオリンピックは日本は参加せず、ハンドボール競技での連続出場を逃しています。1980年代は韓国や中国などのアジア勢が実力を伸ばし、ハンドボールでの日本のポジションも揺るがされるようになりました。その後は、男子チームが1988年のソウルオリンピックに出場してからは予選で敗退する傾向が続き、実業団チームの活動縮小も見られました。

中東の笛(2000年代)

2000年代は2007年の北京オリンピックのアジア予選で「中東の笛」と呼ばれる事件があり、中東アジアの国を優遇するようなレフェリー選びや判定が続き日本や韓国などが不当なファールを取られるようになりました。この事件の要因は中東アジアの油田をもとにしたオイルマネーが国際ハンドボール連盟に渡り、中東びいきになっていたようですが日本や韓国の講義もあり再試合が行われることになりました。

世界の強豪国の歴史

世界の強豪国の歴史
ハンドボールの日本チームのオリンピックでのメダルの獲得は現時点ではなく男子ではドイツ、スウェーデン、フランス、ロシア(ソビエト連邦)、スペインなどのヨーロッパ勢、女子ではロシア(ソビエト連邦)、デンマーク、ノルウェー、ユーゴスラビアなどのヨーロッパ勢。アジア勢でも韓国が金メダルを2回、銀メダルを3回、銅メダルを1回獲得しています。
男子と女子に共通する強豪国はロシア(ソビエト連邦)やデンマークなどのヨーロッパ勢で、日本はメダルの獲得どころか1988年のソウルオリンピックを最後に予選敗退で本大会に出場することができない状況になっています。

日本のライバル国と展望

日本は開催国として出場することが決定していますが、アジア勢では1ヵ国のみになるため敷居が高いです。アジア勢は中国、韓国、カザフスタン、香港、北朝鮮、タイなどがあり、女子においては韓国が壁になりました。
オリンピックにおけるハンドボールは1936年のベルリンオリンピックでヒトラーの提言で始められ、その後は第二次世界大戦の影響で中断していたものの日本は1988年のソウルオリンピックを最後に出場しないため関心が集まらなくなりました。しかし、来年の東京五輪では開催国として8大会ぶりに出場し、アジア勢として躍進できるように期待したいです。ライバルは男子はロシアやフランスなどヨーロッパ勢ですが、女子になれば韓国もいます。オリンピックのハンドボールは日本は8大会ぶりに出場しますが、宮崎大輔選手が注目されるなど早くも国民の関心が高い競技です。
日本の男女チームが開催国枠として本大会に出場することになり、1988年のソウルオリンピック依頼32年ぶりになります。日本は過去にオリンピックにおいてメダルを取ったことがなく、前回のリオデジャネイロオリンピックでは28競技のうち唯一男女ともに日本が出場枠を逃しました。本大会は男女とも12チームで行われ、日本以外の出場国や地域は2019年の世界選手権や各大陸予選で決まります。女子の世界選手権は熊本で開催され、ライバルがどこになるのか注目度が高いです。

日本の期待

日本チームは1972年のミュンヘン大会からこれまで4回ありますが、1988年のソウルオリンピックを最後に出場権がなく2020年の東京オリンピックに向けて急ピッチで代表の強化を進めています。2017年に世界的名将のダグル・シグルドソン氏を代表監督に迎え、チーム力の強化につながるか期待されるところです。
一方の女子は、1976年のモントリオール大会で最終順位が5位で藏田照美選手が得点王を獲得したもののそれ以降の出場がなく現在に至っています。2013年に愛称であるおりひめジャパンというチーム名で普及を強化することを決め、海外に積極的に代表主力選手を移籍させていることが特徴です。

世界の強豪国

ハンドボールの強豪国といえば男子はロシアやデンマーク、フランス、ドイツで、ヨーロッパ勢が世界ランキングのトップを独占しています。中堅どころはエジプトやチュニジアといったアフリカ勢や韓国があり南米ではアルゼンチンやブラジルなどです。一方の女子はアジア勢では韓国がヨーロッパ勢の中に割って入るような快進撃で、メダル常連であることや近年ではアンゴラが国際大会で存在感を見せています。男子と女子の勢力図はヨーロッパ勢が圧倒的に強いことには変わりはないですが、女子のほうが地域的に広がりを見せていることが特徴です。

開催国としての期待

開催国としての期待
オリンピックにおける日本のハンドボールの位置付けは近年では不出場になるなど注目度が低いですが、開催国としてどのように躍進できるか期待できます。最近では、「ジャパンライジングスタープロジェクト」を立ち上げ、メダル獲得が期待できる競技において全国から有望な若手選手を発掘して育てていることが特徴です。このため、2020年の東京オリンピックでは地元の日本で開催され、2019年の男女世界選手権は大会の前哨戦としてどのような結果になるか興味が尽きません。
開催国として出場することが決定していますが、ヨーロッパ勢など強豪国を相手にするためレベルが高いです。日本は本大会に4回出場していますが未だにメダル獲得がなく、アジア勢では韓国に先を越されています。
最近では宮崎大輔選手などが注目されていますが世界との差は広がっているため、本大会までまもなく1年になるためきちんと準備して実力を発揮できるようにしたいです。
ハンドボールはヨーロッパ勢になると体格が優れているため有利になりますが、日本もめげずに太刀打ちできるようになれば盛り上がれます。競技会場は国立代々木競技場で1964年の大会も行われ、地元の声援を受けてメダルを取れるようにチームの強化を進めてもらいたいです。
最近では本大会に向けて国際大会なども多く、ハンドボールだけ蚊帳の外になることもあったため再び注目されるようになれば面白くなります。メダル争いは基本的にヨーロッパ勢が中心になりますが、女子では韓国が躍進するなど勢力図が変わっています。ハンドボールは日本は未だにメダル獲得の経験がなく本大会に出場することも少なかったため、来年の大会では注目されます。

ルール・競技概要

ルール・競技概要

競技概要

東京オリンピック2020の男女ハンドボール競技は国際ハンドボール連盟【InternationalHandballFederation】IHFが主管で開催します。

開催日程

2020年7月25日から8月9日までの競技日程を実施します。

会場

全試合、代々木第一体育館で開催です。

予選ラウンド

9:00~12:30、14:15~17:45、19:30~23:00、午前・午後・夜に別れての三部開催になり、2試合ずつ6試合を一日に開催します。
2組に別れての予選リーグは全5試合を消化して、上位4チームが準々決勝へ進出します。男女交互での開催です。

準々決勝

男子8月4日、女子は8月5日において9:30~11:30、13:15~15:15、17:00~19:00、20:45~22:45、各組上位と下位のクロスマッチになります。
欧州で人気のスポーツの為、第3試合以降に各組1位が登場する配慮はあるとみてます。ヨーロッパとの時差はサマータイムで7時間程度です。

準決勝

男子8月6日、女子8月7日、17:00~19:00、21:00~23:00の開催です。

三位決定戦

男子8月8日、女子8月9日、17:00~19:00、いずれも決勝戦の前に実施します。

決勝

男子8月9日、女子8月9日、21:00~23:30終了後表彰式を行います。ヨーロッパとの時差を考えると現地時刻で17時からが有力です。

出場国

出場国で現在確定しているのは男子は開催国日本と2019年世界選手権覇者『デンマーク』です。特筆すべきは各大陸連盟でなく、パンアメリカ連盟が地域予選を実施しますので大陸代表が実質4チームで、参加チームの半数が世界最終予選で凌ぎを削ります。
女子は開催国日本に加え、欧州選手権覇者『フランス』とアフリカ大陸覇者『アンゴラ』が出場権利を獲得しています。こちらも世界最終予選に6枠と余裕があるのが特徴です。

競技ルール

1チーム7人制で行われますが、1ヶ国の登録人数は15名です。試合システムは30分ハーフの2ピリオド制を採用し、10分のインターバルタイムがあります。
決勝トーナメントは同点の場合5分のインターバルタイム、10分間の延長戦を実施、それでも決着がつかない場合は7mスローコンテストを行います。『7メートルスローコンテスト』は7割~8割が決まる、決めて当たり前のサッカーのペナルティキックと違うのが魅力の1つです。
フェイントにGKがかからない場合シュート阻止率がはねあがります。力、技、読み、全ての要素が絡む勝負で見ごたえ充分です。3人ずつが施行し、決めた本数の多いチームが勝者となります。同点の場合はサドンデス方式で勝負決定になります。

観戦ポイント

初見の方はサッカーとバスケ、それに水球を足したものと考えてもいいでしょう。空中の格闘技とも言われ、水中の格闘技水球と並んでゴール前でのボディコンタクトの激しさは目を見張るものがあります。選手交代時には時計を停止せずに4.5メートルのセンターエリア内で選手が出入りすることで行うため、試合が停まらないのも面白いです。
コートサイズは40m×20mに2つのゴールを置き、ゴールは守備側のGKのみがプレーすることが可能な6mゾーンで囲まれています。このエリア内ではGKは足も使っての決定機会阻止が可能ですが、一歩飛び出してしまうと、他のコートプレイヤー通りのルールに沿ってプレーする必要があります。逆にオフェンスプレイヤーはこのラインの外からシュートを放たなくてはならないです。

ハンドボールの華。スカイプレー

スカイプレー
6mゾーンに選手の侵入は認められていないのですが、空中でのプレーは認められます。具体的には6mゾーンの空中にボールを配球して、ダイレクトでシュートにいくプレーは可能ということです。これを『スカイプレー』と言います。バスケのアリウープだったり、サッカーのランニングジャンピングボレーのイメージでいいです。さらに空中でパスを回す、交換することで『ダブル』、『トリプル』とボールが飛びかいます。このプレーが『ハンドボールの華』だとも言えるでしょう。

観戦ポイントのまとめ

国際ハンドボール連盟は基本的にオリンピックイヤーあるいはその翌年の国際ハンドボール連盟総会で新案を協議し、原則として翌年の8月1日からの新ルールを運用・適用します。このため東京オリンピック2020では細かいルールの変更点もなく、観戦側も大きな混乱はなく試合を楽しめるです。
ハンドボールに興味を覚えたのでしたら、2019年の11月30日から12月15日に女子ハンドボール世界選手権が熊本で開催されます。生観戦若しくはテレビ観戦でルールを擦り合わせると東京オリンピック2020のハンドボール競技が一層楽しめることでしょう。

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