2020オリンピックの陸上競技の展望と期待と楽しみ方と過去の歴史

2020オリンピックの陸上競技の展望 競技種目

陸上競技の歴史と競技の変化

オリンピックにおける陸上競技は男子は1896年のアテネオリンピックからはじまり、女子は1928年のアムステルダムオリンピックから開始されました。最初は5マイル走や投てき競技の両手投げ種目などがあり今では見ることができない競技も多くありました。しかし時代が変わるにつれ、大幅に競技種目なども変更されて2008年の北京オリンピックでは男子24種目女子23種目になっています。

男子の競技種目

男子の種目は100メートル、400メートル、800メートル、1500メートル走、マラソン、110メートルハードル、走り幅跳び、三段跳び、走り高跳び、棒高跳び、砲丸投げ、円盤投げは全28大会において実施され、2回大会から200メートル走、400メートルハードル、ハンマー投げ、3回大会から十種競技、4回大会から槍投げ、5回大会から5000メートル走、10000メートル走、4×100メートルリレー、4×400メートルリレー、6回大会から3000メートル障害、9回大会から50キロ競歩、13回大会から20キロ競歩が加わって現在に至っています。
過去に実施された競技は団体や三種競技、五種競技、立ち三段跳び、立ち幅跳び、立ち高跳び、クロスカントリーがあります。

女子の競技種目

女子の競技は100メートル走、4×100メートルリレー、走り高跳び、円盤投げのみが21回すべて行われ、2回大会(1932年)から槍投げ、4回大会から200メートル走、走り幅跳び、砲丸投げ、8回大会から400メートル走、10回大会から1500メートル走、100メートルハードル、4×400メートルリレー、13回大会からマラソン、400メートルハードル、14回大会から七種競技、10000メートル走、16回大会から5000メートル走、三段跳び、17回大会からハンマー投げ、棒高跳び、20キロ競歩、19大会から3000メートル障害が行われ現在に至っています。

日本の陸上競技での実績

日本の陸上競技での実績
日本のオリンピック出場は1920年大会からで、現在まで16回出場しています。
25回全てに参加した国はオーストラリア、イギリス、ギリシャの参加国で、メダルの獲得数はアメリカ合衆国の335個の金メダルを含む799個が最多です。
日本人選手は1912年のストックホルムオリンピックで三島弥彦選手と金栗四三選手が日本選手権として参加し、陸上競技日本代表の歴史が始まりました。
1920年になると女子選手の参加が認められ、1928年のアムステルダムオリンピックで人見絹枝選手が参加して800メートル走で銀メダルを獲得しました。同時に男子で参加した織田幹雄選手は三段跳びでアジア初の金メダルを獲得しています。1932年のロサンゼルスオリンピックで南部忠平選手、1936年のベルリンオリンピックで田島直人選手が金メダルを獲得して3大会連続での快進撃になりました。戦後は1952年のヘルシンキオリンピックから参加し、1964年の東京オリンピックで円谷幸吉選手が銅メダルを獲得しました。1980年のモスクワオリンピックは日本は不参加でしたが、2000年のシドニーオリンピックの女子マラソンで高橋尚子選手が金メダルを取って盛り上がりました。
2004年のアテネオリンピックでは男子ハンマー投げの室伏広治選手と女子マラソンの野口みずき選手が金メダルを獲得し、女子マラソンで日本人選手が2大会連続で金メダルを獲得したことは記憶に新しいです。
日本人選手はオリンピックにおいて金メダルを7つ、銀メダルを9つ、銅メダルを9つの25個で、近年では強豪国とも渡り合えることを証明しています。2020年は100メートル走で10秒を切った桐桐生祥秀選手などに期待でき、世界を相手にどのようになるか注目される競技です。

東京オリンピック2020の展望

展望
陸上競技の展望としては2018年後半から2019年前半にかけて行われた東京国際マラソンや東京国際女子マラソン以外にニューヨークやロンドンで行われたが国際都市マラソンの結果も関係します。
2019年はオリンピックまで1年になるため秋に開催されるドーハ世界選手権を経てオリンピック本番になり臨戦態勢になります。出場資格はIAAFの世界ランキングで上位に立つことや資格の期間内に標準記録を突破することで、ランキング制度が優先されます。
2020年の東京オリンピック陸上競技での標準記録は前回よりも厳しく、100メートル走であれば10秒05、400メートル走では44秒90、10000メートル走では27分28秒、棒高跳びは580センチ、マラソンは2時間11分30秒とそれぞれ更新されています。

男子期待選手

出場選手は2019年のドーハ世界陸上が重要な大会になり、100メートル走は2014年の日本選手権のチャンピオンで唯一の9秒台を記録した桐生祥秀選手が筆頭株です。
2017年のロンドン世界選手権、2018年のアジア大会の代表を逃しているため、世界陸上やオリンピックにかける意気込みが強く期待できそうです。ライバルは山縣亮太選手で、2018年のアジア選手権で9秒台まであと少しに迫りました。
最近注目されている選手がケンブリッジ飛鳥選手で、ジャマイカ人を父に持ち高い身体能力を武器に2016年の日本選手権で優勝しリオデジャネイロオリンピックでアンカーを努めました。そしてメダルに近い選手として期待されるサニブラウン選手は2017年の日本選手権で2冠を達成するなどブレイクし、2019年の5月11日には日本人2人目の9秒台を達成して一躍有名になりました。そして2019年の6月7日全米大学選手権(テキサス州オースティン)男子100メートル決勝にて9秒97の日本新記録をマークし一躍最有力候補に躍り出ました。
リレーでは上記の選手の息の合ったコンビネーションになり、多田修平選手飯塚翔太選手などにも期待できます。

女子期待選手

一方の女子は2016年のリオデジャネイロオリンピックでマラソンの福士加代子選手田中智美選手だけでなく、MGC出場権をすでに保持する小原玲選手やアジア大会代表の田中華絵選手に期待できそうです。
オリンピックの出場選手の選考は北海道マラソン、さいたま国際マラソン、大阪国際女子マラソン、名古屋ウィメンズマラソンの4大会で、どのような成績を残すか期待できます。
最近では北海道マラソンで鈴木亜由子選手が初マラソンで優勝するなど明るい材料がありますが、男子が日本記録の更新が続いていることと裏腹に物足りない状況です。また、女子のリレー種目は選手層が薄いことが浮き彫りになり、日本記録を出しても出場できる16カ国の枠に入ることは難しいと言われています。
過去の日本人女性陸上競技は高橋尚子選手や福島千里選手などがいましたが、海外遠征や合宿を継続的にしないと厳しいと考えて強化プロジェクトを立ち上げています。リレーは個人個人の能力だけでなくコンビネーションが求められ、どのようにバトンを引き継ぐかが重要です。最近ではアメリカ合衆国やケニアなど強豪国が多く世界との差は広がっていますが、男子はそれなりに実績を残していますが女子は厳しくなっています。

まとめ

2020に向けて
陸上競技はリレー以外にハンマー投げなどもありますが、世界の強豪も多くメダルを狙うためにはハードルが高いです。強豪国は選手の強化プロジェクトを立ち上げているため強さを維持でき、日本人選手が立ち向かうためにはそれ相応の意識改革が求められます。日本における陸上競技は短距離走などが以前よりも注目され、マラソンにおいては世界との差は広がっています。メダルの期待は世界選手権の結果によって期待できますが、東京で開催されるため意地を見せて欲しいです。

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